55W仕様推奨の理由(重要)


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純正ディスチャージバルブのハイケルビン化は55W仕様を激しく推奨の理由

なぜHID55W化が必要か?

大抵のユーザーはディスチャージ化、または純正HIDのバーナーだけ交換する場合はケルビン数の高いものを選ぶと思います。青すぎるのは見えにくい、車検対応できるのが基本というのであれば5500~8000Kくらいに落ち着くかと思いますが、ここでひとつ問題です。

車検なんか関係ねぇー!という人はこれから書くことは関係ないので飛ばしていただいて結構です。面倒くさいから車検は対応したい!という人にとっては重要なのでよく読んでください。

プロジェクターヘッドランプは特に注意

2005年あたりからプロジェクタータイプのヘッドランプユニットが急増してきており、(バーナータイプD2R・Sなど)これらのヘッドランプに関してはハイケルビン化すると光度が極端に低下して保安基準に適合しない可能性があります。

一部車種ではお話にならないレベルまで低下してしまい、8000Kでは基準の半分にも満たない光度しか出ないという結果も確認しています。

原因は詳しくは不明ですが、元々プロジェクタータイプの光度が基準値+α程度しか達していない点や、配光特性として左上方向の光を完全にカットしているためプロジェクター内部で特殊な反射をさせているためだと思います。

とにかくプロジェクタータイプでは車検に適合する光度が得られない可能性があるため、出力が稼げる55W仕様がお奨め・・・と言いますか、ハイケルビン化するなら必須だと思います。

現に私の車はプロジェクタータイプのヘッドランプで、純正HID4300Kで測定値が右8000カンデラ、左13000カンデラでした。(1灯につき基準値6400カンデラ以上)

マルチリフレクターの車に乗っていたころはHPの結果にもあるとおり光度は激増したので、今度も55W仕様にして光度が上がるかと思いきや・・・現状維持+α程度でした。右に至っては光度ほとんど変化なしです。

確かめたい人は実際にディーラーなんかで検査してもらってみてください。嘘でも何でもなく本当の話です。


マルチリフレクター車の人は除外します

マルチリフレクターのヘッドランプの場合もケルビン数の高いバーナーに交換すると光度は下がりますが、色的に車検に適合しないレベルのケルビン数でなければ、まず基準値は超えるでしょう。ということで55W化は必須とは言えません。

以前の私の車の例で言えば、ハロゲンから6000KのHIDにしましたがディスチャージ化+55W化が功を奏したのか、光度的には4倍くらいに跳ねあがりました。

※ちなみに平成10年以降の乗用車で、ヘッドランプがレンズ越しに見えるタイプはマルチリフレクターのヘッドランプと思ってもらって間違いないと思います。リフレクター(反射板)で配光しており、レンズカットによる配光ではなくレンズが透明なタイプがマルチリフレクターです。

保安基準に適合しない!責任は何処に!?

こうなってくると保安基準に適合しない製品を販売している方が悪いのでは?と考えるかもしれませんが、光度が出ないのはバーナーの性能のせいではなくヘッドランプの構造的な部分が占めているので、一部のヘッドランプユニットだけ適合せず、他のヘッドランプに装着した場合はOKかもしれません。

こういった場合に製造メーカーに責任が問えるかと言うと、まず不可能でしょう。理不尽な文句になってしまいます。全てのヘッドランプユニットに適合するバーナーなんて出力も限られていますから不可能ですね。

となると適合しないような構造のヘッドランプを製作した自動車メーカーに責任が!?と思う人もいるかと思いますが、これもまた違います。

自動車メーカーは純正で装着している、気の遠くなるような部品点数の型式指定を検査のもと取得して「車を市場に販売する許可」を得ています。社外品を装着した時点で該当パーツの保証どころか、関連部品の保証の一切が失効するのが基本です。

すなわち、購入した部品が保安基準適合する製品だとしても、「ユーザーが誤った装着によって保安基準不適合車に違法改造した」をいう扱いになります。いわゆる自己責任ってやつです。

何となく納得のいかない部分もあるかと思いますが、DIYの改造とはそういった自己責任が付きまとう事を忘れずに、ということです。(※本当にメーカーサイドに責任がある場合もありますが)

D2タイプHIDの55W化製品が限られる問題点

しかしながらプロジェクタータイプのヘッドランプユニットに多く使用されているD2R・D2Sなどのバーナーを55W化出来る製品は限られています。というのも元々HIDの製品をバラストから交換しなければ55W化出来ないからです。

今回はプロジェクタータイプの純正HIDの光度が出ないためにこのような話題振りになりましたが、D2タイプに限ったことではなくても純正HIDを55W化しようとすればバラストから交換しなければいけませんのでバーナーだけを交換して色の違いを楽しむ気軽な感覚ではなくなります。

大抵の車においてはヘッドランプユニットの脱着と加工が必要になるかと思います。その手の作業に慣れていれば特別「難しい」作業ではありません。多少面倒くさいという程度です。

また取扱いされている製品自体が少ないというのも問題点です。ハロゲンから55WHIDキットを組む製品は多数ありますが、純正の既存HIDを55W化する製品が少ないです。

私自身、ハイワッテージ化はあきらめていましたがユアーズさんから純正HIDハイワッテージキットが出ていて初めて出来ることが分かりました。自作で何とか出来ないこともなさそうでしたが試行錯誤するのも面倒そうだな~と思っていましたので非常にありがたかったです。

という訳で、問題点としては取り付けの難易度、製品が限られる。という2点です。しかしながら保安基準をクリアしつつハイケルビンの青白い閃光を手に入れたいなら必須になる可能性も出てきますので覚えておいた方がいいかと思います。


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